年末調整の業務で思う事、やはり自動化になった方がいいと思う。
何かと話題になるAIにより、仕事がなくなる職種ランキング。
まあすべてがなくなるわけではなく、一定の業務が取って代わるというものだと思いますが、税理士などの士業もよく上位にあがっているので話題にはなります。
個人的には、あまりこれに対して危機感は持っていません。
というより、そうなった場合にほかにできる事があるようにしておく事が大事かなと考えています。
極端な話、もしAIによって税理士という資格がなくなったとしても良いように出来ていれば問題はないはずです。(それが出来るかは、現時点では無理そうですが。)
そんな中、現実的にもだんだんと人による作業の手を離れてきているのが、年末調整に係る業務ではないでしょうか。
私も、いくつか年末調整業務をやっていますが、そのやり方は、現状あまり変わっていません。
どちらかというと、アナログ的なやり方です。(というより自社でやらない場合は、どうしてもアナログ的になってしまいがちかと。)
このやり方ですと、数が増えれば増えるほど、時間的にも労働力的にも疲弊してしまいます。
作業をRPA等で自動化は出来るでしょうが、その作業をする為の資料の収集等こそ一番の作業となりやすいので、その部分については、なかなか効率的にできません。会社と自分という関係ではなく、自分と会社とそこに属する社員さんという関係で処理するので、時間がかかってしまうのもしょうがないとは思います。
それが、以前にもブログで書きましたが、マイナンバーの取得を前提(これはどうかなとも思いますが。)に、そこへ年末調整に関する情報を取得して書類をアウトプット出来るようになるという仕組みが来年から始まるようです。
こうなると収集という段階がスムーズにおこなえ、かつそれに関するチェック等もほぼ必要なくなるのではないかと思うのでだいぶ生産性は上がるように思います。
こういった流れで、年末調整という作業が、個々の情報収集で完結できるようになる事が最終的な着地点かと思いますので、そうなると年末調整の業務を代理で行うという事は無くなるわけです。
これに対して危機感を感じる事は、個人的には全くなく、むしろ完全に自動化してくれたらいいと思っています。
もちろんその部分の仕事が減り、収入も減るでしょう。
しかし、それを心配していても始まりませんので、そのことで得た時間をより有効に使えるようにしていく方が大事になっていくのではないかと考えています。
川崎生まれ・川崎育ちの税理士、濱村純也です。
川崎周辺(もちろんそれ以外でも)での
創業支援・創業融資・借入等資金調達支援・税務相談等
早期経営改善計画・経営力向上計画の作成申請支援等の
経営革新等支援機関業務・会社の健康診断も行い
各種補助金・助成金の申請等の力にもなる税理士事務所です!
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