ハンコが行政手続を筆頭にさまざまな所で必要無くなっていく傾向。それで手続きが簡潔になるかはまた別の話。
行政手続きからのハンコの廃止が加速化している。
税務の場面でも申告書への押印が必要無くなることになるでしょうから
脱ハンコが様々な場面で進んでいっています。
しかし、この押印という行為がなくなったからと言って肝心の手続き自体がとても簡単になるかというと
それはまた別の話になるかと思います。
実際に、税務申告については、以前もブログで書きましたが、申告書への押印が必要なくなっても
特に手間は変わりません。
そもそも電子申告をおこなっていれば押印という行為がなくなっていますから。
それでもやはり、押印という行為自体に十分な本人確認の手段として当てはまらないようなものは無くなっていく方針なので、
そうなると、今は数千ある実印、印鑑証明が必要な手続きが80ほどに絞り込むことが可能なようです。
個人的には、押印を必要とするものがなくなっても手続きの書類作成などは、
あまり変化がなければいまいち簡素化したといった実感はでないとは思っています。
なので、その過程の一つとしての押印が無くなると、どちらかというとハンコがいらなくなってしまう
ちょっとした寂しさのようなものも感じてしまいますが、そこはすべての手続きの簡便化への第一歩として
仕方ないと思っています。
これで、手続き等も完全電子化で行えるようになったりするのであれば、
かなり効率的にもなるでしょうからいいのでしょうが、そうなるとやはり
マイナンバー等との紐づけが今よりも一層、様々な事柄に増えていくでしょうから
いろいろと反発も出てきたりするのかもしれません。
それでもハンコという文化はなくなってほしくないので、
どういった所で必要性を見出していくかは、簡単に思い浮かぶことではないのでとても難しいのですが、
むしろ、電子的なハンコとかができれば、それ一つですべての手続きが可能とかになるのであれば、
カードをカードリーダー等で読み込むより、ただ押すだけの方がより効率的に簡潔に手続きも
進められて、ハンコという特性も個人個人だせたりして面白いんじゃないかと、かなり勝手に想像したりしています。
そう遠くない将来、ハンコは実印一つあればいい時代が来るのかどうか。
気になるところです。
川崎生まれ・川崎育ちの税理士、濱村純也です。
川崎周辺(もちろんそれ以外でも)での
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