東日本大震災から8年。繁忙期のこの時期にいつも思い出すこと。
東日本大震災から8年が経ちました。
期間をみると、あっという間な気がします。
8年もたったという思いの一方で、8年という月日が流れても自分の中では、あの時の出来事はまったく風化するものではないと感じます。
被災地では、復興が進む場所がある一方で、住民も戻れない町、廃炉作業がいまだ続くというか終わりが見えない原発。
という両極端な面が写真や映像などをみると色濃く出ています。
きっと実際にその場に立ったらより大きな差が見えてくるでしょうし、感じるでしょう。
8年前の3月11日。
私は、会計事務所の職員として働いていました。その時はまだ資格も持っていなかったので、仕事と勉強に追われる日々だったと思います。
というよりこの時期は、確定申告期限までの追い込みで、この業界の皆さんはほとんどそうでしょうがほぼ仕事一色でかなり張りつめていたと思います。
そんな時におきたあの大震災。
仕事も当然できなくなりました。PCも机から落ちるくらいの揺れ。
ほんの数分間のうちに仕事場は、考えてもいなかった状態になっていました。
それからは余震の恐怖に耐えながら、職場の片付けをしていましたが、正直気が気でなかったと思います。
大きな地震でしたが、まだその時にはこんなに大きな被害が出ている事は気付かずでしたし、考えもしていませんでした。
確定申告の期限がありましたからそちらを優先に、何とか仕事を再開。
1人で残業をしていても、余震で揺れるたびに手が止まりました。
さすがに仕事になりそうにないので、ある程度で切り上げて帰宅しようとしましたが、交通機関は全滅。
徒歩で帰れる距離でしたので、歩いて帰る事に。
歩いていると、町の様子が思っていた以上におかしいので、予想以上に大きな被害になっているのではと、走るまではしないものの歩く速度が速まった事はいまでも覚えています。
明かりがないと外はこんなに暗くなるものなんだと感じました。
何とか帰宅して、ニュース等でみた光景。
絶句…。声がでないという心境はこういうものなんだと。
こんな事が起きていたなんて、想像もしていませんでした。
その後も計画停電があったり、色々と大変でしたが、被災地の直接の被害に比べたら…。
復興の様子や、状況などがこの時期になるとニュース等で報じられます。
こういった報道は本当に価値あるものだと思っています。
年々、時間としては短くなるかもしれませんが、無くなる事はないでしょうし、無くしてはいけないでしょう。
個人的にもこの3月11日になると、必ずあの日のあの時間に自分に起こった事を思い出します。
ああいう事が起きた時に繁忙期だからと言って、仕事の事を第一に考えてしまう。
そうならないようにしなければいけないと常々思っています。
現実的になかなか難しい事ではあるのですが、そういった気持ちだけは持っていないといけないなと。
今、私は一人でやっていますので、従業員等は雇っていませんが、もし雇っていたとしたら何か大きな災害等にあった時は、まず第一に従業員、その家族を第一に考えて行動してくださいと言えるように。という事がとても大切だと思っています。
そういった気持ちは、今後も忘れないように…とこの時期いつも思い出しています。
その為に、期限ギリギリまでいっぱいにスケジューリングはせずに、ある程度の余裕をもった対応をしていく事は大事です。
川崎生まれ・川崎育ちの税理士、濱村純也です。
川崎周辺(もちろんそれ以外でも)での
創業支援・創業融資・借入等資金調達支援・税務相談等
早期経営改善計画・経営力向上計画の作成申請支援等の
経営革新等支援機関業務・会社の健康診断も行い
各種補助金・助成金の申請等の力にもなる税理士事務所です!
濱村純也税理士事務所へ気軽にご相談ください。
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