年末調整の資料収集から還付金確定までをfreeeでやってみた。

年末調整の業務を昨年の年末まで行いました。

今までのやり方を周到して行う顧問先がほとんどでしたので、通常通りの処理方法で行っていたのですが、新規設立法人の初めての年末調整の作業を行う顧問先もあり、freeeを使って会計処理もしていたし、給与計算も人事労務freeeを使用していたので、年末調整の業務をfreeeでやってみようと思い、人事労務freeeから作業を開始しました。

まず、資料収集について。

こちらは、登録している従業員のメールアドレスに資料収集の依頼が届くようになっているようで、かなり便利な感じはしました。

項目の入力等。

そもそも年末調整の依頼が、資料収集だけでなく、そこから各項目の入力もそれぞれの従業員が各自できるようになっているので、会社としては、入力が完了した時点で確認の作業ができるようになっていて確認出来たら完了とすることが出来るので、収集、収集のチェック、各項目の記載・チェックという部分での効率はかなり上がるような感じがします。

なかなか完璧に入力までを行えるかというと、それは、紙に記載する場合でも同じように難しい部分はありますが、そういった場合のチェック・修正も人事労務freee内で一元的に出来るのでやりやすいと感じました。

最終的な確認が終わって、還付金等の額も確定できたら、あとはそこから必要な書類をダウンロード、印刷できるようになるので、ここまでの業務では思っていたよりいい印象を受けました。(書類について、一度ダウンロードしてから印刷というのが手間ですが。これはクラウド会計全般的にそうなので仕方ないですが…。)

年末調整の業務だけ見れば、人事労務freeeを使って、給与計算等をしていれば年末調整もそのまま行うのが最も効率的ではないでしょうか。

デメリットというか問題は、その先の給与支払報告書や合計表の電子送信がプランによってできない面。

今回もできないプランだったので、結局使用している税務ソフトの方へ入力する必要となり、結果二度手間のような感じになってしまいました。(年末調整については、ほぼほぼチェックだけで済みましたが。)このあたりプランによって出来ない部分が多いのが…。
一気通貫で使用させたいのはわかりますが、その分の固定費を支払うほどなのかというとどうにも…。

結論的に、年末調整を行う上では、会社にとってもかなり有用なものだと思うし、思いのほかわかりやすくできるし、従業員それぞれの方の負担もそれほどかからないようには思いました。

こういった事が、既存の税務ソフト等でも同じようにできるようになればいいけど、クラウドでないと無理でしょうから…。

年末調整の業務は自動化の波がきているし、作業的にもそうなりやすい業務でもあるので、そうなってしまえば、どれを使用して行うかなどの懸念は無くなるし、早めにそうなってほしいとは思っています。

川崎生まれ・川崎育ちの税理士、濱村純也です。

川崎周辺(もちろんそれ以外でも)での

創業支援・創業融資・借入等資金調達支援・税務相談等

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